バイクでツーリングや通勤をするとき、「荷物をどうやって持ち運ぶか」で悩む人は多いのではないでしょうか。
財布やスマホだけならポケットでも十分ですが、雨具や飲み物、モバイルバッテリー、着替えなどを持っていくとなると、リュックがあると非常に便利です。
特にバイク用として販売されているリュックには、防水性能・チェストストラップ・背中の蒸れ対策・走行中のズレを抑える構造など、一般的なリュックとは違った工夫が施されています。
今回は、バイク用リュックを選ぶときのポイントを解説しながら、ツーリングや通勤におすすめのモデルを紹介します。
バイク用リュックを選ぶ5つのポイント
バイクリュックを購入するときは、デザインだけで決めてしまうと「思ったより使いにくい」と感じることがあります。
特にチェックしたいのが以下の5項目です。

1.防水性能
バイク用リュックを選ぶなら、まず確認したいのが防水性能です。
バイクは車と違って、走行中に突然雨が降ってきても簡単に雨宿りできません。
そのため、スマホや財布、着替え、モバイルバッテリーなどを収納するなら、できるだけ防水性の高いリュックがおすすめです。
防水リュックには、ロールトップ式や止水ファスナーを採用したモデルなどがあります。
特に雨の中を走ることが多い人は、単純な「撥水加工」だけではなく、バッグ内部まで水が入りにくい構造になっているかを確認しましょう。
2.容量
容量も重要なポイントです。
財布やスマホ、飲み物程度なら10~15L程度でも十分ですが、ツーリングで雨具や着替えなどを入れるなら20L前後あると使いやすくなります。
目安としては、
- 10~15L:近距離・ちょっとした買い物
- 15~20L:通勤・通学
- 20~30L:日帰りツーリング
- 30L以上:ロングツーリング・荷物が多い人
というイメージです。
ただし、容量が大きければいいというわけではありません。
荷物を入れすぎるとリュック自体が重くなり、肩や腰への負担も増えてしまいます。
普通のリュックとバイク用リュックの大きな違いの一つが、チェストストラップなどの固定機能です。
3.チェストストラップ
バイクに乗っていると、加速・減速・カーブなどによってリュックが左右に動くことがあります。
チェストストラップで肩ベルトを固定できるタイプなら、リュックが身体から離れにくくなります。
さらに、モデルによっては腰周りまで固定できるタイプもあります。
ツーリングで長時間背負うなら、身体にしっかり固定できるリュックを選ぶと快適性が大きく変わります。
4.背中の蒸れ対策
夏場のツーリングで気になるのが背中の蒸れです。
リュックを背負っていると、背中とバッグが密着するため汗をかきやすくなります。
そこでおすすめなのが、背面にメッシュ素材や通気性を考えたパッドを採用しているモデル。
完全に蒸れをなくすことは難しいですが、背面の構造によって快適性は変わります。
特に夏場に長時間走る人は、容量だけではなく背面の通気性も確認しておきましょう。
5.収納のしやすさ
収納スペースの数も意外と重要です。
メイン収納だけのシンプルなリュックは荷物をたくさん入れられますが、小物を探すときに苦労することがあります。
スマホ、財布、鍵、モバイルバッテリーなどを頻繁に出し入れするなら、外側に小物用ポケットがあるタイプがおすすめです。
一方、荷物をまとめて収納したい場合は、ロールトップ式などの大容量モデルが向いています。

バイクリュックおすすめ6選
ここからは、バイクで使いやすいリュックを6種類紹介します。
価格や仕様は販売時期によって変動するため、購入前には販売ページで最新情報を確認してください。
① RSタイチ RSB278 WP バックパック

バイク用品メーカーとして知られるRSタイチの防水バックパックです。
ツーリングだけでなく、通勤や普段使いにも使いやすいデザインが魅力。
防水性を重視したいライダーに向いており、突然の雨に備えたい人にも使いやすいモデルです。
おすすめポイント5つ
- 防水仕様で雨対策がしやすい
- ツーリングに使いやすい容量
- バイク用品メーカーならではの設計
- 普段使いにも合わせやすい
- 比較的手を出しやすい価格帯
「初めてバイクリュックを買う」という人にも候補にしやすいモデルです。
② Kriega NEW R25

長距離ツーリングをするライダーから人気の高いKriega R25。
現行モデルは20Lの防水メインコンパートメント+5Lのクイックアクセス収納で合計25Lという構成になっています。メイン収納はロールトップ式の100%防水仕様です。
さらに、QUADLOCハーネスによって荷重を肩だけではなく身体側へ分散する構造を採用しています。
おすすめポイント5つ
- メイン収納が100%防水
- 合計25Lの使いやすい容量
- QUADLOCハーネスを採用
- 耐久性を考えたCORDURA素材
- 長距離ツーリング向け
価格は高めですが、「長く使えるバイクリュックが欲しい」という人には注目したいモデルです。
デイトナ HenlyBegins DH-766

デイトナのHenlyBeginsシリーズから販売されている防水バックパックです。
ツーリングだけでなく、荷物が多めの通勤などにも使いやすいタイプ。
バイク用品メーカーの製品なので、バイクで使うことを考えてリュックを選びたい人にもおすすめです。
おすすめポイント5つ
- 防水仕様
- ツーリングに使いやすい
- 荷物をまとめて収納しやすい
- バイク用品メーカーの安心感
- 普段使いにも使いやすい
「高価すぎるモデルは避けたいけれど、防水性は欲しい」という人はチェックしておきたいモデルです。
④ コミネ SA-200 ウォータープルーフライディングバッグ30

バイク用品メーカーのコミネから販売されている防水系バッグ。
30Lクラスの容量があるため、日帰りツーリングだけでなく、荷物が多いときにも対応しやすいモデルです。
おすすめポイント5つ
- 30Lクラスの大容量
- 防水仕様
- ツーリングに使いやすい
- 荷物が多い人に向いている
- コストを抑えながら容量を確保しやすい
着替えや雨具などを入れたい人は、20Lクラスより30Lクラスを選ぶことで余裕を持って荷物を収納できます。
⑤ コミネ SA-250 ヘルメットホルダーバックパック

「とにかく荷物をたくさん入れたい」という人向けなのが、コミネのSA-250です。
45Lという大容量が特徴で、一般的なツーリング用リュックよりも多くの荷物を収納できます。
さらにヘルメットを持ち運ぶための機能も備えています。
おすすめポイント5つ
- 約45Lの大容量
- ヘルメットを収納できる
- 荷物が多いツーリングに便利
- バイク用として設計されている
- キャンプなどにも使いやすい
ただし、大容量リュックは荷物を入れすぎると重量も増えるため、必要以上に詰め込まないことが大切です。
⑥ ヘルメット収納対応タイプ

ツーリング先でヘルメットを持ち歩くことが多いなら、ヘルメット収納対応タイプも便利です。
通常のリュックではヘルメットを入れることが難しいため、専用スペースがあるだけでも使い勝手が大きく変わります。
おすすめポイント5つ
- ヘルメットを収納しやすい
- 荷物をまとめて持ち運べる
- ツーリング先で便利
- 大容量タイプが多い
- ヘルメットを手で持つ必要がなくなる
ツーリング先で観光したり、バイクを降りて長時間歩いたりする人には特に便利です。
バイクリュックおすすめ比較表
以下のように用途によって選ぶと、自分に合ったリュックを見つけやすくなります。
| モデル | 容量 | 特徴 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|
| RSタイチ RSB278 | 約20~25L | 防水・ツーリング向け | 通勤・日帰りツーリング |
| Kriega R25 | 25L | 高い防水性・高耐久 | ロングツーリング |
| HenlyBegins DH-766 | 約30L | 防水・大容量 | ツーリング・通勤 |
| コミネ SA-200 | 30L | ウォータープルーフ | 荷物が多いツーリング |
| コミネ SA-250 | 45L | ヘルメット収納・大容量 | ロングツーリング |
| ヘルメット収納タイプ | 大型 | ヘルメットを収納可能 | 観光・長時間の外出 |
仕様用途に見合ったリュックを選ぶようにしましょう。
用途別に選ぶなら?

通勤・通学なら15~25L
通勤や通学で使用するなら、あまり大きすぎないリュックがおすすめです。
財布、スマホ、弁当、水筒、着替えなどを入れるなら15~25L程度が使いやすいでしょう。
毎日のようにバイクに乗るなら、防水性も重視したいところです。
日帰りツーリングなら20~30L
日帰りツーリングなら20~30L程度がおすすめ。
雨具、飲み物、タオル、モバイルバッテリー、財布、カメラなどを入れても余裕を確保しやすくなります。
特に山道や遠方へ行く場合は、突然の雨に備えて防水性の高いモデルを選んでおくと安心です。
ロングツーリングなら25~30L以上
泊まりのツーリングや長距離ツーリングでは、さらに容量が必要になります。
ただし、荷物をすべて背中に背負うと疲れやすくなるため、30L以上の荷物を持っていくならシートバッグなどと組み合わせる方法もあります。
リュックには貴重品やすぐ使うものだけを入れ、着替えなどはシートバッグに入れると、身体への負担を抑えやすくなります。
バイクリュックを使うときの注意点
便利なバイクリュックですが、荷物を入れすぎるのは避けましょう。
重い荷物を背負ったまま長時間走ると、肩や腰への負担が大きくなります。
また、リュックが大きく膨らむほど身体との一体感も失われやすくなるため、必要な荷物だけを入れることが大切です。
スマホやモバイルバッテリーなどの電子機器を入れる場合は、防水リュックであっても個別に防水ケースなどへ入れておくとより安心です。
そして走行前には、チェストストラップなどをしっかり調整して、リュックが身体にフィットしているか確認しましょう。
バイクリュックは防水性と背負いやすさが重要(まとめ)
バイクリュックを選ぶときは、単純に「容量が大きいもの」を選べばいいわけではありません。
特に重要なのは、
- 防水性能
- 容量
- 身体へのフィット感
- 背中の通気性
- 収納のしやすさ
- 自分の用途に合っているか
の6点です。
日帰りツーリングなら20~30L程度、通勤なら15~25L程度を目安にすると選びやすくなります。
また、雨の日にもバイクに乗ることが多いなら、防水性能を最優先して選ぶのがおすすめです。
バイクリュックは一度購入すると長く使うことになるアイテムなので、デザインだけで決めず、自分がどんな場面で使うのかを考えて選ぶことが失敗しないポイントです。
特に長距離ツーリングが多いならKriega R25のようなフィット感を重視したモデル、コストを抑えつつ防水性を確保したいならRSタイチやHenlyBegins、荷物を大量に持ち運びたいならコミネの大容量モデルというように、自分の使い方に合わせて選んでみてください。

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